2020/05/02 18:59
インドに来て車に乗って思い知らされていたのですが、とにかくみんな車の運転が荒い
2台ぐらい余裕で追い越しちゃうし、クラクションはずっと鳴りっぱなし
本気で死ぬかと思うくらいの運転なのですがこっちではごくごく当たり前のようでした
山道をひたすら飛ばし
ようやく街らしき景色に
空港に到着
国際線のような緊張感がなくリラックスムード
食事も済ませムンバイ行きの飛行機に乗ります
ムンバイ到着
Uberで2時間ほど走り歴史的建造物が多く残るフォート地区を目指します
目的地にたどり着くまでの道のりでも大きな街ばかりを通過
ムンバイの人口は1841万人
東京都の人口が927万人なので圧倒的な規模の街になります
ムンバイでの宿泊先“Bentley Hotel”に到着
昔ながらのエレベーターが雰囲気あったりとレトロで清潔なホテルでした
一息ついて今夜の夕食を頂くJimmy Boyを目指します
みんなは徒歩でしたが、僕はスケボーがようやくここで出番です
ゴアではビーチの周辺で遊んでいたので、ほとんど乗れず無用の荷物となっていたのです
交通量多かったですが片側3車線ぐらいあって広く、車道は路面ツルッツルで最高でした
20分ほど歩きJimmy Boyに到着
2階へ案内してもらいます
美味しい!4人もいるといろんな種類が食べれてよかったです!
しかし残念ながらお酒の提供はしておらずビールはお預け。ノンアルのミントソーダで我慢です。
料理の説明はゴア編でも紹介しましたが、一緒に行った野乃猫店主のブログに詳しく説明してますので
是非ホームページでチェックしてみてください↓
スイーツも充実
テイクアウトもやってました
食事も済ませしばしぶらついて
有名な観光地インド門に到着
ガードマンにはもう時間外だから帰れと言われましたが、写真1枚撮ったら帰るから!お願い!入れて!と伝えると
呆れた顔しながらも入れてくれました!この緩い感じが最高!
ここインド門は2008年のムンバイ同時多発テロでは銃で武装した4人のテロリストがこの対面にある
タージマハル・ホテルを攻撃した際の上陸地点だったらしいです
そのタージ・マハールホテルをバックにお決まりの記念撮影
フロントだけでも入れないかなと考えていたのですが、やはりセキュリティは厳しく
入れそうな雰囲気は全くありませんでした
スケボーでホテルの回ろをぶらぶらプッシュしてると、セキュリティのおじさんもGOODのポーズ
スケートショップやパークも事前に調べてムンバイにもあることはあったのですが
やはりスケーター自体結構珍しので、すごいみんな興味がある様でした
そして多勢のキッズたちに絡まれます
結構しつこくついてくるのでめんどくさいなと思っていたら
どうやら彼の持っている2輪のスケボーみたいなやつとレースしろとのこと
少し一緒に遊んだら満足したらしくあっさり帰って行きました
ブラブラとします
ホテルの近くにようやくカフェを発見
100年近くの歴史があるLEOPOLD Cafe
のんびりとしたゴアの地から一転、クラクションが絶え間なく鳴り響くムンバイへと
移動した忙しい1日でしたが、ようやくビールにありついてみんなで乾杯
着いたばかりなのに明日はもう最終日
気持ちの良い朝
ホテルで荷造りも済ませ、いったん荷物をホテルに預けて最終日のこの日はムンバイの街をできる限り探索します
まずは世界遺産でもあるムンバイの駅、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスを目指して歩きます
歩くと言っても僕だけプッシュで移動
後にみんな3万歩ほど歩いていたことでしたが、スケボーあると知らない街に行く時などは
本当に楽ちんです
見えてきました
2004年に世界文化遺産に登録された現役の駅です
何もかも捨てて列車の旅とか行きたい気分です...
チャイの屋台を発見!
と思ってオーダーするとラッシーでした
濃厚激甘でしたが美味しかったです
目に写る景色は全て新鮮でしたが空気は全くフレッシュではない感じ
現在ロックダウンされているインドでは、目覚しく大気汚染が改善されているとの事
今後は何か根本的なことが色々見直されて行きそうです
割と歩いてようやくこの日のランチタイム
店内は高級な佇まいにスタッフの方も皆素晴らしいおもてなし
インドにくる前のイメージがことごとく覆されて行きます
プレートに様々な料理が並べられ、どれもすごく美味しく、しかも食べ終わるとどんどん注ぎ足されていきます
どうやらおかわり自由らしく、ストップかけるまで延々と継ぎ足してくれます
ビール飲んで1人¥1500しないくらいでした
この日の昼食も大満足
学生らしき人が多く広大な公園を横切って次の目的地に向けてまた歩き出します
インドではクリケットが人気らしく多くの人が楽しんでました
インドの猫たちはみんな細身
途中見かけたアートスクールも気軽に入って良いと声を掛けられておじゃましました
サイバーパンクの様なオブジェがたくさん
作業に取り掛かる学生さん達
ムンバイは美術館もたくさんあるしアートな街
アートスクールを後にし目的地のバザールへ
写真は撮りづらかったやや怪しげな電子街的なバザールを抜けて食料品を探します
到着
かなりの大きな規模のバザールで食料品、動物、スパイスなど多種多様なものが売られています
ここではユタカが大量にスパイスをゲット
インドの味を野乃猫で再現してくれることを期待します!http://www.nononeco.com/
僕も日本では見かけないフルーツなどを食べて楽しみました
次の目的地へ
道の途中すごい数のムスリム教徒の集団に遭遇
警察も出動していて大騒ぎ
何が起こっていたのかはわかりませんでしたが、写真撮っていたら数人に囲まれてカメラを撮るなとの事
結構な剣幕で怒られたのでルールもわからず悪いことしたなと
正直少し恐怖も感じました
そうこうしているうちに見つけました
僕が行きたかったChimanlals Pvt.Ltdという包装紙や便箋などインドの伝統模様を用いたクラフトショップ
世界中からオーダーが入る有名なショップです
ここでは主に女性陣へのお土産を各々がゲット
シルクスクリーンでプリントされたすごく丁寧で繊細な商品
インド人は日本人より繊細な仕事するんじゃないかと思うくらい
後に日本に帰ってきてもっと買ってくればと大きく後悔
残されたムンバイでの時間も少なくなってきました
次はNational Gallery Of Modern Artという美術館へ
流石に歩き疲れたのかみんな美術館の屋上でしばしお昼寝
美術館の外にもアーティスト達が自分の作品を露天販売
残された時間は後2時間ほど
ここで各々自由時間を取ることに
休憩する者、足りないお土産を探しに行く者、そして僕はせっかく来た知らない街をプッシュして回ることに
辿り着いたのは先日夜に訪れたインド門
多くの人だかりをしばらく眺めていると子供達がゾロゾロとやってきます
どうやらスケボー に乗りたいらしく貸してやると大喜び
みんなで記念撮影してたら続々と他の子達も寄って来て順番に撮影会
なんだか芸能人にでもなったかの様な錯覚をおこしてしまいました
その後みんなと合流し、ホテルで荷物をピックアップして空港へ向かわなければいけません
空港への道のりは約1時間半、の予定でしたが夜も遅いのにずっと渋滞が続き3時間近くかかってしまいます
空港近くのレストランで夕食の予定でしたがこれでは間に合わないと半ば諦め気味
しかしタクシーの運転手がレストランの方に交渉して、ほかにも待っている人たちがいるのに優先的に入れてもらえることに
最後の最後まで優しさに触れ何だか感動さえも覚えます
わずか20分ほどの滞在でしたが最後の食事は少し豪華に高級シーフード店のThe Big Smallへ
シャンパンで乾杯
甲殻類アレルギーの僕はカニはパス
お礼に運転手にお土産とチップを渡していざ空港へ
3泊6日という強行スケジュールの旅が終わりました
ゴアではゆっくりと流れる時間で非日常を味わい、ムンバイでは凄まじい数の人だかりに圧倒され
西洋と東洋が入り混じった文化は不思議な感覚に陥りました
人は優しく好奇心が旺盛で、丁寧な人々の仕事に触れ、僕の思い描いていたイメージは大きく崩れ去りました
もちろん想像していた以上の貧困も目の当たりにして大きなショックも受けました
多くの人に平等な教育と生活を与えてほしいと願うばかりです
そしてまたいつか必ず訪ずれたいと思わされる魅力的な国であることは間違いありません
何より最高の仲間達と最高の時間を過ごせたことは大きな財産です
一刻も早く平穏な日々が訪れることを願います
最後まで見ていただいた皆さんありがとうございました